住まいづくりで一番気になるのが、建築費用がどのくらいかかるのかということです。
 (参考資料:各構造の特徴

 土地・建物でかかる費用は、おおよそ必要総経費の
75〜85%程度です。

 一番勘違いしやすいミスは、住宅建設というと、土地代と建設工事費だけで計算してしまうことでしょう。工事費が1坪(3.3m2=畳2枚の広さ)50万円だから、30坪の家で、30坪×50万円=1500万円。そこに土地が40坪で、1坪30万円だから1200万円。合計2700万円必要だが、自己資金が300万円あるので2400万円借入れすればいい・・・。こう単純に考え計算してしまうケースが非常に多いのです。

 「坪単価」に含まれる工事範囲は法的にも建築的にも決まりがあるわけではなく、業者によって全くまちまちです。一般的には本体工事+別途工事までを指し、旧家屋の取り壊し費用、設計料、水道管の引き込みや排水管工事、ガス・通信工事や照明・インテリア・造園、外構工事などは含まれていない例が大半です。

 それに税金や保険・各種手続き、水道・下水・電話・ガスの加入料、引越しの費用、仮住居の借家料、地鎮祭・棟上げ式・落成式などの費用も必要です。つまり
本体・別途工事で全体の75〜85%で、その他15〜25%の別の費用を予定に入れておく必要があるのです。

「本体工事費」に含まれないもの
1.
冷暖房設備
2.
電話機および通線工事
3.
CATV、インターネット、LAN等特殊設備
4.
冷蔵庫などの家電製品や置き家具
5.
カーテン・カーテンレール・ブラインドなど室内装飾品
6.
テラス・バルコニー・ウッドデッキ・濡縁などエクステリア類
7.
植栽・生け垣・造園工事
8.
玄関へのアプローチ部分の工事や門扉フェンス、外部の水まわりや
照明など屋外電気工事を含む外構工事
9.
地中障害物撤去
10.
地盤調査およびその結果必要となった場合の地盤改良工事
11.
給水本管移設工事
12.
セットバックが発生する場合の道路後退工事
13.
その他見積書に記載のないもの
「本体工事」に含まれないことがあるもの
1.
屋外給排水工事
2.
古屋解体工事
3.
作り付け家具などの造作工事
4.
照明工事
5.
雨戸工事(網戸は通常サッシ工事に含まれる)
6.
BSテレビアンテナ
7.
水道局納金や、下水道負担金
8.
ガレージならびに、ガレージ前の道路との境界工事
9.
水道・ガス・電気メーターの移設
「本体工事費」以外の費用・経費
1.
設計監理料
2.
工事契約書や建築確認申請書、公庫や銀行借入時に必要な印紙代
3.
表示登記・保存登記・融資・司法書士などの各手数料・申請書代
4.
公庫借入時の保証費・完成保証費・瑕疵担保保険費・性能表示申請に関わる諸費用
5.
完成後必要な火災・地震・生命保険代
6.
建築時にかかる税金・登録免許税(保存登記・抵当権設定登記)・
不動産取得税・印紙税、建築後毎年かかってくる固定資産税・都市計画税
7.
地鎮祭・上棟式・新築祝い、近隣への挨拶手土産、
職人さんへの茶菓子代(最近は不要の例も多い)
8.
新築中の仮住居費、引越代

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「本体工事に含まれないものがあるということはわかったけれども、具体的に我が家の場合いくらかかるのだろう?」と思われる方の参考資料として、「
概算総予算算出表」を作ってみました。ファイルデータ(エクセル)御希望の方は、メールにてお問い合わせ下さい。このシートはあくまでも計画の初期段階で大まかな総予算を把握するためのものでありますので、そのことをよく理解した上で利用してみて下さい。

        概算総予算算出表の見本はこちら→

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